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浅草ではなく浅草橋 [名所]

以前勤めていた会社が、総武線、秋葉原駅から千葉方面、一個目の浅草橋に20年ぶりぐらいに行きました。

すっかり変わってしまいましたが、変わっていないところもいくつかありました。

変わっていないのは、伝統のお店っていう感じですね。

改札口を抜けて階段を降りると、、

正面には、大手人形店のビルが並んでいました。

人形の久月、人形の秀月~ あれどっちだっけ

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その前を通るのが江戸通りといい、右に行くと日本橋方面、左を行くと浅草方面です。

よく、浅草と間違えて、浅草橋で降りる人が多いようです。

以前、歩いていると外人の観光客から、浅草寺はどこか、、って聞かれました。英語で。親切に教えてあげましたよ。

ここから、地下鉄都営浅草線で、二つ目が浅草駅なんですよ、って。

反対側にも人形屋さん

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浅草橋は、いわゆる人形やおもちゃ、玩具、花火や造花、化粧品関係の問屋街なんですね。

そのなかで、文久2年創業という老舗のつくだ煮屋さんがありました。

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ここで一回、田舎へのお土産を買いました。

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老舗のそば屋さんとか、、

そして、両国と並んで、相撲部屋もあるんですよ。

食堂や居酒屋で、かつての関取衆をよく見ました。

ああ、忘れていました、江戸通りを挟んで、秀月や久月のあるエリアは、柳橋となります。花柳界ですね。

さらに、江戸通りを浅草方面に進むと、蔵前の交差点です。右に行くと蔵前~両国方面ですが、ここはやはり左に行って、鳥越神社です。

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6月に例大祭があるようです。

その鳥越神社の手前、写真の後ろのほうになりますが、その方向に行くと、懐かしい理容店があるはずなんですね。

そこは、先日亡くなった井上ひさしさんゆかりの理容店なんです。

小説もありますが、「浅草鳥越あずま床」です。

そのお店の店主の初代がモデルのようですし、また、井上ひさしさんのかつての夫人の実家が近くにあり、ひさしさんがよく訪れていた地域でもあります。

「浅草鳥越あずま床」という看板はなくなりましたが、若い店主がお店をひきついでいました。

そして、その若店主の案内で、井上ひさしさんと交流のあった先代の夫人にお話を聞くことができ、またゆかりの品を拝見することができました。

近いうちに紹介したいと思います。


浅草鳥越あずま床 (新潮文庫 い 14-8)

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  • 作者: 井上 ひさし
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1981/07
  • メディア: 文庫



浅草鳥越あずま床

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  • 作者: 井上 ひさし
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1975/05
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浅草鳥越あずま床 (1975年)

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  • 作者: 井上 ひさし
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1975
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コメント 2

NONNONオヤジ

ずいぶん前ですが、浅草橋に近い会社に勤めていたことがあります。大きな人形屋さんもあれば、ちっちゃなちっちゃなおもちゃ問屋さんもあって、ちょっと不思議な街ですよね。

by NONNONオヤジ (2010-05-21 21:06) 

レオぱぱ

NONNONオヤジさん 私は20年前まで浅草橋で。飲み屋さんはほとんど知っていましたよ。夏の旧盆時期になるとどこのお店も休みで、飲食店も休みになって、食べるのに困ったことがありました。コンビニなんかない時代でした。
by レオぱぱ (2010-05-22 17:39) 

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