謎の会社、世界を変える。：中高年のぼやき～スコにゃんことともに～：SSブログ

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謎の会社、世界を変える。　[本] [編集]

とっても刺激的なタイトルの本だ。

これ、私が会員登録し、ときどき記事を書いている「プレスブログ」や「センバツ」といったネットクチコミの事業を行っている株式会社エニグモの代表取締役　須田将啓氏・田中禎人氏が書いた本だ。

私が会員で、プレスブログの依頼で、この記事を書いているわけではない。

たまたま、「ネットクチコミ」というキーワードが気になり、また、利用している会社の代表の起業ストーリーに興味を持ったからだ。

この本を読んでみると、私がかつてやっていたベンチャー企業の出版・ネット事業とオーバーラップする部分がたくさんあるのです。

１９９７年当時、学生起業家が登場し、新聞などマスコミでよく取り上げられ、起業のつぎは上場だ、といったことで、彼らとコラボレーションしたものだ。

イベントに一緒に参加したり、その中心的な役割を担っていたのが、著者のお二人が卒業された２大学だ。

一緒に活動した学生は、その後卒業され、大手広告代理店に就職、デジタルコンテンツ開発などを事業部に配属されたと記憶している。

また、自身が起こした事業をＭ＆Ａし、二十数億億円で売却したものや、アメリカ法人で活躍しているものもいる。

その後、疎遠になるも、私は、その後もデジタルコンテンツ、当時、ウエブマガジンやオンラインマガジンといったジャンルで、活動を続けた。

まだ、インターネット時代の黎明期、幕開けの時代だった。

しかし、ネット事業と言っても、民間企業である限り、収益事業への転換という難題を突き付けられる。しかし、そのまま収益のある事業にならないまま、自然消滅したように思う。

いまでもネットメディアの収益性については課題をかかえたままだが、彼らの事業は、今後、大きな市場となっていくような気がする。

なぜなら、ブログをはじめてわずか１年半に満たないものが、ブログを書き続け、リリース記事の紹介や、ネットショップのバナーをつけられるのだから、、。

こういった、素人みたいな人間が、いまではだれでもがネットショッピングができるようになり、また、ショップもできるようになってるからだ。

そして、それを、大手メーカーも侮れない存在だからだ、それは、消費者であり同時に、商品を選別し売る人間であるからだ。